白石高等学校校歌
不忘のふもと
水清らかに
新生日本の
もといを築く
つとめにないて
学にいそしむ
わこうど我らの
道ははろけし
叡智のともしび
高くかかげて
時代をつらぬく
真理もとめつつ
こころゆたかに
たゆまずはげみ
理想の花を
ここに咲かせん
若人われらの
道ははろけし
理想の花を
ここに咲かせん
白石中学校校歌
一、六千余尺雄々しくも
大空しのぐ不忘の
山は理想の面影よ
大地をもとに向上の
高き心を彼にみよ
二、清き流れよ白石の
川は何らの連想か
宮城野信夫古への
近くは小野の高き名に
かほりは高し世々の跡
三、ああ我が徽章ばら藤の
中の井桁の形もよし
すうる基も名君の
勲をしたふ中学の
誉れを掲げよ若き友
白石中学校凱歌
一、 暁雲に 瞬く星に
静かに夢見る 不忘の姿
川面吹き来る 風の音冴えて
朝の空に 轟く声を
ああ聴けその声 忍苦の叫び
沸り立つ 我等が血潮の叫び
二、 戦終りて 覇権を握り
我等が今起つ 懐かしの岡
暮色蒼然 あたりをこめて
不忘の峰に 星影白し
干戈の音ぞ 今かすかにて
淋しくも鐘の音 胸をかすめゆく